農薬ボトル洗浄リサイクルライン

このリサイクルラインは主に医療廃棄物（輸液ボトル、輸液バッグ）、PET/PE複合農薬ボトル、化学溶剤、その他のボトルプラスチックを処理して洗浄、リサイクル、加工、再利用するために使用されます。

農薬ボトルのリサイクル、粉砕、洗浄に関して、当社は豊富な経験を有しています。農薬ボトルには残留農薬が含まれているため、残留農薬を適切に処理し、さらに排出物への対応も必要です。最終製品に対するお客様の様々な品質要件に合わせて、洗浄リサイクルラインを完備し、効率的なリサイクルと再利用を可能にし、無公害・省エネを実現しています。

リサイクルされた農薬ボトル（主に粘着ラベルボトルとPEテープラベルボトル）は、まず選別コンベアに入り選別され、選別されたPETボトルは粉砕機に入り、粉砕処理されます。

粉砕中にラベル紙の一部がボトル本体から剥がれ落ち、粉砕されたボトルの破片は縦型洗浄機に投入され、遠心脱水・洗浄されます。排水は別途回収され、残留農薬の大部分はここから回収・排出されます。

その後、浮上分離槽に入り、ペットボトルの破片がボトルキャップから分離され、ボトルキャップは側面から流れ出て集められ、ボトルの破片は次の工程である摩擦洗浄機に入り、強力な摩擦洗浄によって残留農薬が洗い流され、ボトル本体のラベル紙（浸漬後に剥がれやすいラベル紙）も洗浄されます。

摩擦洗浄後、ボトルフレークは浮上槽に送られ洗浄されます。すすぎ後、自動的に垂直脱水機に送られ、脱水処理されます。最後に、ラベル紙分離ユニットは、ご要望に応じて選択できます。